一般向けセミナー プログラム
※プログラムや講演内容等は変更の可能性がございますので予めご了承ください。
タイムスケジュール
| 時間 | 内容 | 所用時間 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 13:00 | 開会 | 10分 | 愛媛大学長・松山市長 (※予定) |
| 13:10 | 実験1 ・ 講演1 |
25分 | 林 秀則 (愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター 教授) 実験1:試験管の中でタンパク質を作ろう! 講演1:タンパク質を組み立てる |
| 13:35 | 講演2 | 25分 | 遠藤 弥重太 (愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター長、教授) 講演2:私は何者でしょう?生き物って?―神秘的な生命の原理を探ってみよう― |
| 14:00 | 講演3 | 25分 | 坪井 敬文 (愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター 教授) 講演3:タンパク質はマラリアを無くす切り札 |
| 14:25 | 休憩 | 15分 | |
| 14:40 | 実験2 ・ 解説 |
45分 | 林 秀則 (愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター 教授) 実験2:ブロッコリーからDNAを取り出そう! 解説:実験1の解説 |
| 15:25 | 講演4 | 20分 | 杉浦 美羽 (愛媛大学無細胞生命科学工学研究センター 准教授) 講演4:光合成タンパク質は巨大で複雑 |
| 15:45 | 質疑応答 | 15分 | |
| 16:00 | 閉会 |
実験
中学生の皆さんに実験にチャレンジしてもらいます。一般の皆さんには,普段見ることのできない科学実験の様子を間近でごらんいただける貴重な機会です!ぜひふるってご参加ください。
1.試験管の中でタンパク質を作ろう!
愛媛大学遠藤教授が開発した技術でノーベル賞受賞の蛍光タンパク質を再現してみよう!
普通、タンパク質は生きた細胞の中でしか作られませんが、この反応を試験管の中で再現してみます。小麦の胚から取ってきた成分にオワンクラゲの発光タンパク質の遺伝子のコピー(設計図)を加えます。実験操作は小さなチューブに2種類の溶液を加えるだけですが、セミナーが終わる頃には溶液の様子に変化がみられるはずです。何が起きたのかそれまでに聞いた話から考えてみましょう。
![]() 種々の色合いを持つ蛍光タンパク質 |
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2.ブロッコリーからDNAをとりだそう!
すべての生物は遺伝子を持っています。遺伝子の本体はデオキシリボ核酸(DNA)と呼ばれる化学物質で、通常は細胞の中に閉じこめられています。細胞を破壊して、アルコールなどの溶液を加えると、DNAは白い固まりとして見ることができるようになります。そこでブロッコリーを使って細胞の中のDNA を取り出す実験にチャレンジしてみましょう。白いもやもやとしたものが見えれば、それが遺伝子の本体“DNA”です。
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講演
1.タンパク質を組み立てる
生きた細胞の中では遺伝子に書き込まれた情報に従って正しくタンパク質が作られます。つまり遺伝子はタンパク質の設計図ということになります。遺伝子はデオキシリボ核酸(DNA)という物質で、どの生物も持っています。DNAがどのようなものか、そこからどうやってタンパク質が組み立てられるのか、実感してみましょう。
2.私は何者でしょう?生き物って? ―神秘的な生命の原理を探ってみよう―
タンパク質の性質や働きは多種多様です。そして一つ一つのタンパク質の性質は様々な生命活動に深く関わってきます。細菌からヒトに至る地球上の全生物の生命活動、さらには人の精神活動までもが、多数のタンパク質の性質を解き明かすことによって理解できるようになります。
3.タンパク質はマラリアを無くす切り札
マラリアは、アフリカなどの熱帯の国々で多くの人々を苦しめている病気です。マラリア原虫と呼ばれる小さな虫がヒトの体の中で暴れてこの病気になります。なぜタンパク質がマラリアを無くす切り札となるのか、わかりやすくその謎にせまってみましょう。
4.光合成タンパク質は巨大で複雑
光合成では、90%の効率で光から変換したエネルギーを使って水や二酸化炭素から酸素やデンプンを作っています。水の分解反応は複雑な構造をしたタンパク質複合体によって行われ、生命の中で最も大きなタンパク質のひとつです。光合成による水の分解がどのようにして行われているのかが分かれば、エネルギー問題の解決の糸口になるかもしれません。今回は光合成の反応のしくみと複雑なタンパク質の構造を中心に、それらがどれほど生命と環境に重要な役割を果たしているのかについてお話しします。




主 催 :愛媛大学・愛媛県・松山市・松山商工会議所